DFチアゴ・シウバに対するパリ・サンジェルマン(PSG)のオファーを受け入れるかどうか、ミランが考えている一方で、ミランのサポーターたちは声を上げようとしている。

クラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』の画面には、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長とチアゴ・シウバの写真、そして「会長、我々はあなたにお願いしています。彼を残してください!」という文字が映し出された。

ミランのサポーターたちはもちろん、3年前にクラブがMFカカーをレアル・マドリーへ売却すると決めたものの、クラブオフィスの下でサポーターたちが反対のデモをしたときのように、自分たちの訴えが聞き入れられることを願っている。

ミランファンの主だったサイトの雰囲気も、『ミラン・チャンネル』のそれとほぼ似たようなものだ。アンケートによると、サポーターの4人に3人は、チアゴ・シウバの売却に反対としている。20%は、チアゴ・シウバの売却資金を補強に大きく投じる場合のみ賛成。オファーが「断れない」ものだとして、無条件で同意するサポーターは、わずか5%だ。

PSGはチアゴ・シウバ獲得に、4200万ユーロ(約42億円)とボーナスを提示。チアゴ・シウバ本人には年俸1000万ユーロ(約10億円)と、現在の倍額をオファーしている。