あらゆるところからプレッシャーがかかっているが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はそれに抗っている。「ミラン・クルーズ」でバルセロナに到着した同代表取締役は、DFチアゴ・シウバについて話すためにバルセロナのフロントと会談するとの噂について、「会う予定はまったくないと誓う。ノー、ノー、そしてノーだ」と否定した。

だが、スペインでは『スポルト』が、センセーショナルなニュースを報じている。チアゴ・シウバはすでにバルセロナに対し、「イエス」と言ったというのだ。そして、FWリオネル・メッシを擁するバルセロナは、ミランと交渉する用意を整えているという。特にイタリア勢のように特殊な時期にある中で、本当に売却不可能な選手などいない。だから、バルセロナはミランにビッグオファーを準備しているというのである。

FIFA公認代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏は、『スカイ・スポーツ24』のインタビューで、「チアゴ・シウバは世界最高のDFだ。トップクラブはどこも彼のことを欲しがる。(ジョゼ・)モウリーニョは彼にほれ込んでいるよ」と話している。同代理人は次のように続けた。

「レアル・マドリーのプレッシャーは、バルセロナのそれほど強くない。それから、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティのように、投資できるクラブたちがいる。彼の価値? 4000〜5000万ユーロ(約38億8000万〜48億5000万円)だね。一人のサポーターとして言うが、ミランにとってのヒットがチアゴ・シウバの残留となることを願っている」