パリ・サンジェルマンからDFチアゴ・シウバやFWアレシャンドレ・パトへのオファーはないそうだ。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が『スカイ・スポーツ』で、「まったくない。私は仕事でパリにいて、レオナルドやカルロ・アンチェロッティに会いに行ったがね」と話している。

同代表取締役はフランス行きについて、「(ラファエル・)ナダルがプレーしていたんだよ。姿を見られたくなかったら、ローランギャロスに行ったりしないだろう。古い友人たちと久しぶりに会っただけだよ」とコメントしている。また、パトとT・シウバについて、ブラジル代表から招集されれば、ロンドンオリンピックに出場することも認めた。

また、シオンのマルコ・デジェンナーロSD(スポーツディレクター)は『Radiocalciomercato.it』で、ユヴェントスFWアレッサンドロ・デル・ピエーロについて、「会長は彼の獲得を考えたがっているが、我々の誘いを彼が受けるのは難しいことだろう。おそらくはロサンゼルスやイングランドからオファーがあるだろうからね。考えはするが、とても厳しいと思う」と話している。

またローマでは、ラツィオでウラジミール・ペトコビッチ体制が始まった。同監督は31日、イグリ・ターレSDに付き添われてトレーニングセンターを視察。年俸60万ユーロ(約6000万円)の2年契約を結ぶ予定となっている。同監督は31日夜にローマを発ち、シオンとの契約を解消するためにスイスへ戻った。1日にラツィオとサインをかわす予定だ。