FWアレッサンドロ・デル・ピエーロの後を継ぐのは重いことだ。だが、ユヴェントスMFクラウディオ・マルキージオは、決して身を引かない。

「僕と(ダニエレ・)デ・ロッシがデル・ピエーロと(フランチェスコ・)トッティの後継者? それはピッチで示していかなければいけない」

マルキージオはシーズン後、デル・ピエーロがチームを去ってから、ユヴェントスの新たなバンディエーラとなるだろう。だが、その前に22日のローマ戦がある。おそらくは、スクデット獲得への道のりで最後に残された障害だ。マルキージオは『スカイ』で次のように話している。

「日曜はトッティとデル・ピエーロの最後の対戦だ。2人とも素晴らしいカンピオーネたちだね。全員にとっての模範だ。だからこそ、特別な一戦となるだろう。今回も、2人はピッチでの主役になろうという大きな意欲を持っているだろうね」

「まだ終わっていない。より気持ちを強く持った方が優勝するだろうけど、それだけじゃないはずだ。僕らは今のように集中を保ち続けなければいけない。少しの運も必要だろう。無敗記録はすごく大切にしているけど、それが大きなものになるのは最後に勝ったときだけだ。ユーヴェには常に魅力があった。大きな目標を目指している今はなおさらだ。来年は補強が必要となる。試合も目標も増すからね」

「今からシーズン終了まで、すべての試合で意欲と集中が必要になる。ローマ戦だけじゃない。理論上は、ローマ戦が終われば、僕らを待ち受けるのはより大変ではない試合だ。でも、常に最大限でいなければいけないことも分かっている。ミランとは互角の勝負だ」

「ローマは最高のチームで、好調だ。少し浮き沈みがあったけど、彼らには素晴らしいカンピオーネたちがいる。僕らは十分な敬意を払わなければいけない」