宝塚や舞台劇などエンタメをきっかけに日本を好きになったという台湾人女性が、日本人男性の恋愛傾向について分析。その内容をブログにつづっている。

 「“お前”と相手を呼ぶのは、日本語では失礼な言い方」と述べたNIHON(ハンドルネーム)さんは、日本語力や日本に対する理解がかなりあるらしく、「親しい人以外に“お前”という言葉を使ったら、傲慢なヤツだと思われる。でも実際は女性に対して“お前呼ばわりしている”日本の男性は多いのではないか!?」と感じたそうだ。

 そして日本で公開された、恋愛系のリサーチ結果を見て興味津々。「お前と呼ぶのは……強い独占欲、恋人より優位に立ちたい、友人の前で面子を保ちたい、男の方が立場が上で男らしくありたい、距離感を縮めるため、彼女を守りたいから、名前を呼ぶのが照れくさいから、などと言う理由が男性から挙がった」ことを記録している。

 最近の台湾は、レディーファーストばりに男性が女性に尽くすのが目立つ。彼女を会社へ送り迎えし、ショッピングを始めどんな場所に行くのも付き合い、荷物を持つのは当たり前。女性が強いというか、主導権を持っているような印象を抱いてしまうこともしばしば。男性は優しく穏やかに彼女を見守っている、という感じだ。そんな状況であるためか、「日本人は亭主関白で、男性が威張っている」という印象を持つ台湾の人々が多いよう。「日本人女性は夫を立てる大和撫子」的なイメージも浸透しており、「日本人女性と結婚したい!」とあこがれる男性も少なからずと言ったところだ。

 このブログを書いたNIHONさんは日本の芸能通のようだが、“お前”と呼ぶ日本人男性との恋愛や結婚を考えたりするのだろうか。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)