ウルトラマンサーガとDAIGO ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
 2月25日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012の会場アディーレ会館ゆうばりにて、ウルトラマンシリーズ劇場映画最新作『ウルトラマンサーガ』の舞台挨拶つき上映が行われた。

 客席は、公開を待ちきれない様子の親子連れや、DAIGOの熱狂的なファン、往年のウルトラマンシリーズファンなど幅広い層の観客で満員。司会の呼び込みでDAIGO、ウルトラマンサーガ、おかひでき監督、怪獣造形の品田冬樹が登場すると歓声があがった。

 トークショーでは、作品に対する熱いトークを繰り広げられた。

――ご挨拶お願いします。

おかひでき監督:実は歴史あるゆうばり国際ファンタスティック映画祭の1回目、2回目に8ミリで撮影した作品を出品していて、私を育ててくれた映画祭だと思っているので愛着があります。『ウルトラマンサーガ』を引っ提げて戻ってこられたことが嬉しいです。夕張の方たちは昔も今も変わらず人情深く、今日も大勢会場に足を運んでいただけてありがたいです。

DAIGO:ウルトラマンゼロの人間態/タイガ・ノゾムを演じたDAIGOです。夕張に来るのは初めてです。僕は東京に住んでいるので、地元の方にしてみたらすごくないのかもしれませんが、「雪が凄い!」という印象をうけました。ウルトラマンシリーズは今年で46年目を迎える歴史の作品で、僕が物心ついたころから身近にいるヒーローでした。そんな作品の主人公を演じることができて嬉しいです。

品田冬樹:『ウルトラマンサーガ』をはじめウルトラシリーズの怪獣造形を務めています品田冬樹です。今まで色々な特撮シリーズの造形がゆうばりファンタスティック国際映画祭に参加していて、やっとウルトラマンも聖地にやってきたと感じています。

――本当に「これぞ円谷作品!」という素晴らしい出来になっていたと思いますが、ウルトラ愛が込められていますよね?

おかひでき監督:地球でウルトラマンを活躍させるというのが、作品の根底にあって話が進んでいる中で、2011年の3月11日を迎え、本当に地球を舞台に戦いを繰り広げる作品をつくりあげて良いのか、悩みました。ウルトラマンなら目に入れても痛くないというくらいに愛情を持ったスタッフ達皆で話し合っていく中で、方向性を模索して結果的にこのような作品を創り上げられたことを嬉しく思います。

DAIGO:本当にウルトラマンが大好きなスタッフが集まっている現場だったので、僕も監督と話をしながら自分のキャラクターを固めていきました。物語の前半はシリーズ史上最高にライトな主人公で、素で演じているんじゃないかと思う方もいるかと思いますが、台本を読み込んで、ウルトラ頑張りました!“フィニッシュ”のポーズを考えるのは僕の役目だなと思い、提案させてもらいました。

品田冬樹:ウルトラマンサーガは目に入れたら痛そうな造形ですけどね。変形型の戦闘機が登場するのは人間もウルトラマンと敵との戦いの中に参加できるということを表現したかったので、身近なものが変形するような設定にしました。

――それでは最後に一言ずつお願いします。

おかひでき監督:昨日ゆうばりに入って道を歩いていたら、普通のお宅の方に声をかけていただき、「コーヒーでも飲んでいきな」と言われお邪魔したら結局食卓で完全に晩御飯をいただいてしまいました。そんな人情味の厚いゆうばりの地に20年ぶりに帰ってこれて感無量です! みなさん、今日気に入っていただけたらブログやTwitterなどにもどんどん書き込んで、広めていってもらえればと思います。よろしくお願いします!

DAIGO:今日はたくさんの方に作品をご覧いただけて、「本当に気分はファンタスティック」です! 本当の戦いはここからだ!(会場のお客さんも一緒に決めポーズ)フィニッシュ!!

 北の大地が熱くした『ウルトラマンサーガ』は、3月24日(土)より、全国2D・3Dロードショー!

『ウルトラマンサーガ』 - 作品情報

【編集部的映画批評】今、観なければいけないウルトラマンがここにある

【MOVIE ENTER おすすめ記事】
長澤まさみの胸元に「たまらん!」の声
ゾンビをバットで倒すゲームをクリアすると美女の“袋とじ”動画が閲覧可能
“セクシー吸血鬼”SDN48芹那「甘噛み程度じゃ納得いかない」
ベルセルクの気持ち悪い「金環食観測メガネ」