長友がPK奪取の活躍…インテルは打ち合いの末に引き分け

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 セリエA第21節が1日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームで、パレルモと対戦した。

 試合前から降雪が続く中で行われた一戦は、17分にアウェーのパレルモが先制。ファブリツィオ・ミッコリのCKを、アンドレア・マントヴァーニが蹴り込み、ネットを揺らしている。

 しかし、ホームで先制点を奪われたインテルも、すぐさま反撃に転じる。22分に右サイドからマイコンが上げたクロスに対し、パレルモが一度はクリア。しかし、クリアが小さくなったところをディエゴ・ミリートが拾い、相手GKの脇を抜くシュートでインテルが同点に追いつく。

 試合は、1−1で後半に突入すると、52分に中央でボールを受けたファブリツィオ・ミッコリが、ドリブルシュートでゴールを陥れ、パレルモがまたもリードを奪う。

 再びビハインドを負ったインテルだったが、左サイドを抜け出した長友が、ペナルティーエリア内で倒されてPKを奪取。このPKをミリートが落ち着いて沈め、インテルが55分に同点に追いつくと、61分にもミリートが得点。ハットトリックを達成し、インテルがついに逆転に成功する。インテルは、66分に ミッコリに得点を許してパレルモに追いつかれてしまうが、69分にこの試合絶好調のミリートが4点目を挙げ、勝ち越す。

 ところがパレルモも、ミッコリが85分にハットトリックとなるゴールを挙げ、同点。試合は結局打ち合いの末に、4−4の引き分けに終わった。

 なお、長友は左サイドバックでフル出場している。

[写真]=Getty Images

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