7日、大阪府立体育会館で開催された、WBAバンタム級タイトルマッチ、亀田興毅 vs マリオ・マシアスの一戦は、興毅がマシアスを4RKOで下し、3度目の防衛に成功したものの、弟・大毅は、同スーパーフライ級タイトルマッチでテーパリット・ゴーキャットジムに判定で敗れる結果となった。

兄弟揃っての2階級制覇は持ち越しとなったこの日、ネットの掲示板上では、試合以上に話題を集めた出来事があった。タレント・misonoや、橋下新市長&松井府知事が行った国歌斉唱である。

興毅試合時、misonoが行った斉唱の動画が掲示板に貼り付けられるや、「放送事故だろ」「ひどい君が代」「めちゃくちゃ酷かったぞ」「歌手であれはちょい酷いと思った」などと酷評が集まり、また、歌手ではない橋下新市長&松井府知事コンビの斉唱動画(大毅試合時)には、「いーしーのぉほぉ〜↑で吹いた」「音楽のテストを思い出して辛い」「国歌うた下手選手権になっとる」といったツッコミにも近いコメントが寄せられたのだった。

最近の「国歌斉唱=酷評」といえば、今夏に行われた日本代表戦において、アクアタイムズの太志さんの斉唱も、ネットユーザの間では「国歌では惨敗だった」などと話題になったことがあった。選手にとっては、試合直前の最も集中力を高めなくてはならない時間帯、一体どのような思いで聞いているのだろうか。その胸中は?

サッカー『キリンチャレンジカップ2011』の国歌斉唱が「あまりにもヒドすぎる!」と話題に