韓国の5人組男性アイドルグループ「BIGBANG」(ビッグバン)のリーダー、G-DRAGON(クォン・ジヨン)が日本ツアー中に大麻を使用し摘発されたことを受けての日韓両国の対応が、対照的となっている。

日本の所属レコード会社のエイベックスは6日、公式HPを通じ、11月9日に発表予定だったシングルの発売中止を発表した。ソウル中央地検は起訴猶予処分としたが、同社は「事態を真摯に受け止め、日本での社会的影響を鑑みた」と説明。10月中旬に予定していた来日プロモーションも中止するという。

一方、韓国ではG-DRAGONの大麻関連ニュースは相次いでいるが、これまで通り何事もなく仕事をこなしている。大麻使用が明るみになった日の夜も、G-DRAGONはアウトドアブランドの広告を撮影。地上波3社も、G-DRAGONに対し出演禁止などの措置はとらないと発表した。

日韓両国で人気を集めるG-DRAGONだが、大麻問題に対する日韓芸能界の対応は、大きく異なるようだ。

参照:G-DRAGON、日本での活動不可「国内とは違う」 - naeil.com
参照:地上波放送「G-DRAGON出演禁止検討しない」 - スポーツ京郷

(文:林由美)

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