アンジ・マハチカラの幹部がセンセーショナルなオファーとともにミラノへやって来た。インテルFWサミュエル・エトーの獲得に5000万ユーロ(約55億6000万円)を準備している。

一方で、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスの名前も取りざたされているところだ。テベスは先日、サルデーニャのビーチでインテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)と会っている。だがブランカTDは、28日に行われたDFジョナタンの入団会見で、これが予定していた会談ではないと語った。

「会ったのは一度だけだ。まったくもって偶然のことで、間違いなく心地よいものだった。ビーチであったことだけど、私はすでにしばらく前から戻っているし、彼も追ってはいないはずだ」

また、ブランカTDはサンパウロのMFカセミロとMFルーカスについても、次のように獲得への動きを否定している。

「インテルはどちらに対しても正式オファーを出していない。彼らは素晴らしい才能と重要なクオリティーを持った、若い選手たちだね。気に入っているのはインテルだけじゃないと思う。だが、我々はまったく交渉してはいないよ」

ブランカTDは27日、ジェノアのステーファノ・カポズッカSD(スポーツディレクター)と会談している。このことについて、ブランカTDは次のように語った。

「チアゴ・モッタのことも(ロドリゴ・)パラシオのことも話してはいない。別の件だ。カポズッカSDと一緒に、頭に浮かんだアイディアについて検討するために会ったんだ。(ミランMFケヴィン=プリンス・)ボアテングのような形の補強を考えているか? それもあり得るね」

「代役については検討しなかった。ジェノアにとってもインテルにとっても、将来的に有益になり得る選手のことを考えた方が良い。それ以外の詳細について話すときではないよ。我々は(イタリア・)スーパーカップにすごく集中しているんだ」