アンジーとポー KUNG FU PANDA 2(TM)&(C) 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

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 全米公開を前に『カンフー・パンダ2』の声優を務めるジャック・ブラック(ポー役)、アンジェリーナ・ジョリー(マスター・タイガ―役)、ダスティン・ホフマン(シーフー老師役)らが登壇し公式記者会見が行われました。

 『カンフー・パンダ2』は、メタボな駄目パンダのポーが、“マスター・ファイブ”というカンフーの達人たちの修行により“伝説の龍の戦士”となった前作『カンフー・パンダ』(2008年公開)の続編。今回は、見たこともない強力な武器となるバスーカ砲を操り、中国制覇を果たし、カンフーを抹殺するという野望を秘めた孔雀のシェン大老という新たなる敵がポーたちの前に立ちはだかる。そして、敵の陰謀を阻止するには、ポーの出生の秘密が関係しているなど、興味深い内容である。

 記者会見に登壇した3人は、前作に続いてキャラクターを演じたことを次のように語っている。

ジャック・ブラック:履き心地の良い靴をまた履くみたいな気分だったね。エキサイティングだったよ。
アンジェリーナ・ジョリー:2回目のほうがもっと楽しかった気がするわ。マスター・タイガーは私が今までに演じた中でも最高のキャラクターのひとつよ。彼女を演じるのは大好き。」
ダスティン・ホフマン:僕の年になるとすぐ忘れちゃうものでね。今回、まるで初めて演じる気がしたよ。

 今回の記者会見で、やはり注目が集まったのは、カンヌで3年前におこなわれた前作の会見のときに、双子を妊娠中だったアンジー。今作のテーマである“家族”について質問されると「家族こそ愛がある場所。私はこの映画をぜひ子供たちに観せたかったし、子供たちはこれをすごく気に入ったわ。見ている間、子供たちは笑いっぱなしだったわ。見終わった後、そのことについて私に何か質問をしてくるかしらと思っていたけれど、わが家では養子縁組とか、生みの親とか、孤児とか、それらの言葉は明るい響きをもつ言葉なの。私の子供たちはそれらの事柄について話すことに慣れている。自分たちはポーみたいなんだとわかって、より誇りをもつようになったと思うわ。それはとても素敵なことよ。」と自身の親子関係についても話てくれた。

 『カンフー・パンダ2』は、一作目に続いて、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェン、ルーシー・リューなどのスターが継続して登場。新登場のキャラクターとして、ゲイリー・オールドマン、ジャン・クロード・ヴァンダム、ミシェル・ヨーなど豪華キャストが揃い踏みである。期待が高まる本作は、8月19日(金)より新宿ピカデリー他 全国デジタル3Dロードショー(一部劇場をのぞく)となる。

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