スペイン伝統の一戦クラシコは、まだ終わっていなかった。UEFAは公式サイトを通じて、バルセロナMFセルジ・ブスケッツの行為を規律委員会で調査すると明かしている。

ブスケッツは、4月27日にレアル・マドリーのホームであるサンチャゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグで、相手DFマルセロに人種差別行為をしたと疑惑を持たれている。

レアルは以前から、映像とコメントをとおして、問題の件を指摘していた。ブスケッツがマルセロに対して、「サル、サル」と叫んでいたとされている。UEFA規律委員会は、今月15日に聴取を行い、その翌日に処分を下す予定だ。

ブスケッツは5試合の出場停止処分を科される恐れがある。もし、出場停止処分が下れば、同選手はマンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦に出場できない。