キム・ヨナSPで首位、韓国ネットは絶賛の嵐「もう伝説の域」

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フィギュアスケートの世界選手権第5日は29日、注目の女子ショートプログラム(SP)を行い、約1年ぶりの大会出場となったバンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナが65.91点でトップに立った。

韓国メディア「NEWSIS」は、「フィギュアクイーンの名を証明した」と絶賛。「キム・ヨナは最終滑走という負担にも関わらず、“ジゼル”を完璧に演じた。トリプルフリップ―トリプルトーループのコンビネーションを完璧に演じ、ダブルアクセルまで軽く成功させ競技を終えた」と伝えた。

韓国のインターネットも歓喜の声で溢れる。「キム・ヨナはすでに伝説の域に達した」「植民地解放後の韓国史において、キム・ヨナほど国のレベルを高めた人物はいただろうか?」「すべてジャンプが成功していたら70点台に届いていたかもしれない。美しかった」「安藤美姫の演技も良かったが、ヨナが1位になれたのはジャンプ力、芸術性、表情演技が特に優れていたから」「長い空白を打ち破りよくやってくれた」。

韓国のフィギュアファンたちは、首を長くしてキム・ヨナの復帰戦を心待ちにしていた。約1年ぶりに見せた「フィギュア女王」の演技はブランクを感じさせないだけでなく、SP首位という好成績もたたき出した。喜びはひとしおだ。

30日に行われる女子フリーの滑走順は、安藤美姫が24人中19番目、村上佳菜子は15番目、浅田真央は16番目、キム・ヨナは21番目に滑る。

参照:[世界フィギュア選手権]キム・ヨナSP1位、浅田真央7位 - NEWSIS
参照:キム・ヨナ「3+3ジャンプ失敗対策立てた」 - Xports news

(文:林由美)

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