インテルは９日のセリエＡ第32節で、キエーヴォに２−０と勝利を収めた。レオナルド監督は試合後、「私は楽観的なままだ。自分の中ではすべてが可能だよ」とコメント。つまり、どの目標も終わっていないということだ。同監督は次のように続けている。

「今日の勝利は一歩前進だ。暑さや、キエーヴォがとてもうまく守ったこと、なかなか均衡を破れなかったことなど、簡単ではない試合だった。我々はうまくこれらすべてを乗り越えたんだ」

「目標は同じだよ。試合前の時点でミランとは５ポイント差だった。水曜にはチャンピオンズリーグ（CL）のセカンドレグもある。目標は今もあるし、この試合は特にその目標のために重要だった。目標は変わっていない。我々はすべてを考えている」

インテルのドレッシングルームで最も聞かれたのは、シャルケとのCL準々決勝セカンドレグに関しての発言だった。レオナルド監督は「本当に可能だと思っている。試合がどうなるかを見てみよう。だが、私は信じているよ」と強調している。

この自信は、マッシモ・モラッティ会長のサポートから生まれたようだ。レオナルド監督は「彼（会長）は落ち着きをもたらしてくれた。選手たちや監督が必要としていることを、クラブがもたらしてくれるのは重要なことだ。私と選手たちの関係？　たとえ抱き合うことがなくても、私は我々の関係がどういうものかを分かっている。公に何かを見せる必要はない」と語った。

そのモラッティ会長は、左サイドバックとして先発フル出場したDF長友佑都を特に称えるべく、試合後にドレッシングルームを訪れている。長友はカバーリングでも攻撃面でも気に入られた。