3月11日(金)に発生した『東北地方太平洋沖地震』では多くの芸能人が様々な行動を起こしているが、記者の住む秋田県出身のタレント加藤夏希さんが、ツイッターを使って多くの人を励ます活動を始めている。

夏希さんが
「よぉ〜し!! 今こそみんなで夢を言い合おうではないか!!!(暑苦しい?)夢を(活字だけど)発言して達成するべく頑張るのだ!!!(日本語が変)」
とつぶやいたのは17日午前のこと。

その呟きから数分後には、
・子供が大人になりたいと、誰かのために働きたいと思える明るく希望あふれる社会を作るべく頑張って働きます!
・世界中の子供が日本の子供みたいに笑える世界をつくる!!
・雑誌の写真コンクールで入賞する!
・夢はいつも通りの日常がもどること。
・嫁さんもらって愛妻家になりたーい!

などなど、夏希さんの言葉に励まされた多くのフォロワーから様々な“夢”のツイートが寄せられている。
更に、夏希さんは寄せられたツイートにできる限り返信を行っており、

「いやっほーう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
「素晴らしい!! 社会を共に変えていきましょう!!!」
「大丈夫!! 叶うよー!!!!」
「子供達のために!! 次の世代のために頑張ろう!」
「元気貰っていますよー!! 一緒に頑張ろう」

と、夏希さんらしいコメントが並んでいる。

震災後は各地の情報や他の人の有益なツイートなどをRTすることが多かった夏希さんだが、今、彼女のタイムラインは前向きなツイートで埋まってきている。

各局一斉に震災の報道中心になっていることで、どうしても心が暗くなりがちだったり言いようのない不安で過剰行動に走りがちではあるが、今必要なのはそれでも前を向こうという心と力を呼び起こすことなのではないだろうか。確かに、現場での被災状況を伝えることは必要だ。しかし、それだけに視線がいって今があるということを忘れたり、先を考える気力までも失ってしまっては意味がない。

「岩手の者ですが加藤夏希さんのツイートを見て助かってる人はたくさんいます。」
「夏希さんの情報発信もきっと被災者の方にとっての温かい救援になってるのではないでしょうか。」
「加藤さんがリツイートとかで皆に伝えようとしてる姿勢大好き!」

夏希さんのこの呼びかけに寄せられている多くの反響や“夢”を語るツイートからは、立ち上がりたい、前に進みたい、という心の声が聞こえてくるような気がする記者なのである。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)

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【参照】
加藤夏希 on Twitter