ベニーテス監督「トーレス交代はチームのため」
バーミンガムに同点にされてからまもなくの65分、今季リーグ戦で18得点を決めているトーレスは、ベンチに下がりながら納得がいかないかのように頭を振っていた。
「彼は疲れていた。ほかの試合で60分間を10人で戦ったからだ」と、ベニーテス監督は２−１で敗れたベンフィカ戦を交代の理由とした。「エンゴグを入れたのは、元気な選手が必要だったからだ。彼の動きはチームのためによかった。ライアン・バベルも投入するつもりだったし、ディルク・カイト、マキシ・ロドリゲスもいて攻撃陣は足りていた。選手は90分間プレーしたがるものだが、我々はエネルギーが必要だったし、エンゴグはとてもよかったと思う」
また、４位フィニッシュを目指すためには勝ち点を落とせない状況だったことについては、「トッテナムとマン・シティは我々よりも有利なポジションにいるが、まだ試合数は残っている。我々は自分たちの試合で全部勝って様子を見るしかない。以前に６試合全勝か、１試合は引き分けるかもしれないと話していたが、いま１試合引き分けてしまったから、残りの５試合は全勝しなければならない。今日は残念だった。チームのパフォーマンスは良かった。前半も後半もチャンスもたくさん作った。勝たなければいけなかった」と語った。
