左よりサラ・クルーエル、ベッキー・クルーエル、ジェマ・クルーエル
 動画投稿サイトから人気に火がつき、12月9日にDVD「ディス・イズ・ベッキー・クルーエル」で日本デビューを果たしたイギリス・マン島在住の美少女ベッキー・クルーエル(14)。その彼女が新ユニット「ベッキー・クルーエル・フィーチャリング・クルーエル・エンジェルス」を結成し、来年2月にCDシングルを発売する。

インタビュー:ベッキー・クルーエル「カワイければいい」(写真60枚)

 ベッキーは、日本のアニメソングやネット上で人気の楽曲に合わせて自身が踊っている動画を、今年の3月ころからYouTubeで公開。5月になって、その中の1曲「男女」が、ニコニコ動画に転載されたことから人気が爆発した。もともと「男女」が、二コニコ動画で人気の楽曲だったこともあるが、何よりベッキーのダンスが「可愛いにもほどがある」と評判を呼び、3日連続でニコニコ動画の再生回数1位を記録。そうした現象がネットニュースでも取り上げられ、一気に人気に火がついた。12月現在で、アップしたダンス映像の視聴総計は700万回を超えているという。9日に発売されたDVDも、オリコンDVDデイリーチャートで8位を記録した。

 新ユニット、ベッキー・クルーエル・フィーチャリング・クルーエル・エンジェルは、フランス・リヨン在住のサラ・クルーエル(18)とイギリス・ロンドンに暮すジェマ・クルーエル(16)の2名の欧米人少女を従え、名曲「翼をください」で日本デビュー。ユニットを組む二人は、ベッキーと同じく日本のアニメやアイドル、J-POPなどが大好きで、動画投稿サイトに自身のダンスをアップするネットアイドル。日本に行くことが夢だというサラは、AKB48などのJ-POPから影響を受けており、12歳のころから日本に興味を持ち始めたというジェマは、モーニング娘。の大ファンで、日本で本場のお好み焼きを食べるのを楽しみにしているそうだ。

 デビューシングル「翼をください」は、1971年に赤い鳥がリリースしたの後、多数のアーティストにカヴァーされたり、合唱曲としてさまざまな場面で愛唱されてきた名曲。近年では動画投稿サイトで話題になり、世界的に有名になった歌手スーザン・ボイルのカヴァーや、劇場版ヱヴァンゲリヲンの劇中歌として新たに脚光を浴びている。

ベッキークルーエル - アーティスト情報