シエナ戦を１−４で落としたボローニャの指揮官のシニサ・ミハイロビッチが、解任の危機に瀕している。４連敗を喫したボローニャは、17位から降格圏の18位に順位を落としている。すでに後任の名前（前任者であるダニエレ・アッリゴーニ氏や、かつてレッチェやラツィオを率いたジュゼッペ・パパドープロ氏など）も取りざたされている。

シエナに１−４大敗し、セリエＢ降格圏に順位を落としたボローニャが、ミハイロビッチを解任するかもしれない。13日夜、オーナーのレンツォ・メナリーニを含むクラブ幹部の会合が行なわれる予定になっている。議題に挙がるのは、どうすれば降格を回避できるか。そのための２つのテーマが議論されるという。

１つは、いつ長期の合宿を敢行するかということ、そしてもう１つは指揮官の交代だ。ただ解任については、今すぐというものではない。ゼネラル・ディレクターのリッチはミハイロビッチ監督に１週間の猶予を与えるつもりだ。週末に行なわれる32節で、ボローニャはアウェーでパレルモと対戦する。パレルモ戦の結果次第では、政権交代もありそうだ。

後任には、今シーズンの途中までボローニャを率いたアッリゴーニが有力視されている。パパドープロもその候補者だが、クラブ側の了承は得られていないという。クラブ側とすれば、部外者を招聘するよりも今シーズンの途中で解任し、いまだ給料を払い続けているアッリゴーニの再登板を望んでいるようだ。