新垣結衣「piece」通常盤 / 2009年02月25日発売 / 1,200円 (税込) / WPCL-10664

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 2008年10月、コブクロのカバー曲となるセカンドシングル「赤い糸」を発売した新垣結衣。2月25日には、続くサードシングル「piece」の発売が決定。同曲のプロモーションビデオでは、スタジオジブリの百瀬ヨシユキ監督とのコラボレーションを実現させた。

 新垣結衣は、2008年にNHKで放送されたディズニーとスタジオジブリの音楽特別番組でナビゲーターとして登場。この出会いをきっかけにスタジオジブリとの交流が始まり、今回「piece」のPV制作を依頼することとなった。

 一方、PV制作に抜擢された百瀬監督は、以前より興味を持っていた「ハオハオ(好々)」という3DCGプログラムを使って人と人との繋がりをテーマにした物語をアニメーションで描きたいと思っており、「piece」を聴いて自分が描きたいと考えていたテーマそのものがそこにあったので驚いたと語っている。

 百瀬監督は、即座にPV制作を快諾。新垣結衣の楽曲と百瀬監督の映像に込められた想いが見事なまでにコラボレートした、繊細であたたかなPVが完成した。

新垣結衣コメント
こうしてあがったPVを見た時は、奇跡だなと思いました!楽曲の世界がより深まり、しかもスタジオジブリさんの試写室で、この映像と楽曲に関わった人たち全員で見るのは初めてで、出来上がったのがうれしくて、言葉がでませんでした。偶然の出会いが、本当にうれしかったです。

百瀬ヨシユキ監督コメント
仮ミックスの音楽をつけて映像を観たときに、凄く驚いたんです。それは、映像だけでは語りきれなかったものが、新垣さんの歌によって完璧に埋められた感じがしたからです。新垣さんの歌声はとてもリアリティがあるので、それによってこの映像の女の子の深い心情が見事に浮かび上がり、とても深い作品に仕上がったと思っています。この間、何度もこの作品を観ていますが、観るたびに毎回何かグッとくるものがあります(笑)。それだけ映像と音楽がうまく出会えた作品といえるのではないでしょうか。

「piece」ストーリー
主人公は地方から都会に出てきた一人暮らしの20代OL。平日は会社と家の往復、週末は何となく家に引きこもりがちな毎日が続いている。ある日、ストレス解消のためといわんばかりに買い込んだ無数の靴の中から、お気に入りを選び街に出かける。幸せそうな人たちがいっぱいいるけど、私は独りでも全然平気よ、と強気になってみせて歩く主人公。でも、何かが足りない… 何が、足りない?満たされない、物でもない…何も残らない。そんな孤独と空虚な気持ちで日常を送っている主人公は、心のどこかで人と人との繋がりの中にある幸せを求めているのだが…。

新垣結衣 - アーティスト情報

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