21日に行われたコッパ・イタリア準々決勝でインテルがローマを2−1で下し、5季連続のファイナル登場へ大きく前進した。
 4季連続で決勝で顔を合わせている両者の試合は、インテルが10分にアドリアーノのゴールで先制、ローマは61分にタッディが同点にしたが、その1分後にイブラヒモヴィッチが決勝点を決めた。

 インテルのモウリーニョ監督は、週末のリーグ戦でアタランタに1−3で敗れたあとだけに、「ベルガモでの敗戦からよく立ち直った。ピッチでみんなが声を掛け合えば、すべてはうまく行くものだ。試合に負けるのはしょうがないが、それも負け方によるからね」と話した。
 一方、ローマのスパレッティ監督は、「もっといい結果が出てしかるべきだった。いいプレーができたからね。こういうプレーができたら、満足してホームに帰れる」と話した。

 また、ウディネーゼ対サンプドリア戦は1−1のドローに終わり、サンプドリアがPK戦を4−1で制して準決勝へコマを進めた。