3日に行われたエミレーツ・カップ、対アーセナル戦で負傷したレアル・マドリーのMFベスレイ・スナイデルだが、核磁気共鳴検査を受けた結果、左膝内側側副靭帯の損傷のみで、およそ3ヶ月で復帰できるとのことだ。

 負傷直後は前十字靭帯断裂も予想され、そうなった場合6ヶ月の戦線離脱になると見られていたが、最悪の事態は免れたスナイデル。手術は行われず、左膝を固定して整形外科による治療とリハビリを行っていくことになる。また、年末までには復帰できる見込みとのこと。

 ロンドンからの帰路、スナイデルの負傷で重い空気が流れていたチームだが、前十字靭帯は無傷、損傷は内側側副靭帯のみという検査結果はチームにとって、何よりスナイデル本人にとって良いニュースとなった。スナイデルは「とても嬉しい」とだけ語り、病院を後にしている。

 もちろんスナイデルの3ヶ月の離脱はチームにとって痛い。リーガで15、16試合、チャンピオンズリーグのグループリーグは全試合欠場する見込みだからである。それでも、最悪の事態は回避され、チームもクラブ首脳陣も安堵している。

(スペイン通信)