第4世代携帯電話の規格策定が開始、通信速度は光ファイバー並に
産経新聞社の報道によると、第4世代携帯電話の規格策定に向けて総務省や通信会社、携帯電話メーカーが動き始めるようです。
第4世代携帯電話サービスが実現すると、通信速度は飛躍的に向上して光ファイバー並になるとのこと。
詳細は以下から。
第4世代携帯、日中韓で国際標準 今月下旬に国際会議 - MSN産経ニュース
この記事によると、総務省は今月下旬に日本と中国、韓国の官民を集めた国際会議を東京で開催するそうです。
これは第2世代携帯電話の規格策定の際にNTTドコモの規格「PDC」が国際標準として採用されなかったことを受けて、第4世代携帯電話の規格を日本と中国、韓国で協力して策定し、欧米に対抗して標準化を目指すためとのこと。
なお、2011年に規格が定まる見通しとされている第4世代携帯電話は、通常では1Gbps、高速移動時には100Mbpsの通信速度を実現することを目標としているとしています。
すでに2009年には2.5GHz帯を使った安価な高速無線通信サービス「モバイルWiMAX」や「次世代PHS」が開始される予定ですが、予定されている20Mbps程度の通信速度と比較しても圧倒的ですねこれは…。
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