長澤まさみ

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長澤まさみが悠久の大河・ガンジス河でバタフライ!主演・長澤まさみ×脚本・宮藤官九郎のコラボで、昨年テレビ放送されたドラマ「ガンジス河でバタフライ」のDVDディレクターズ・カット版が1月18日に発売される。価格、5040円(税込)。 その発売記念トーク&上映会が1月13日、シネマズ六本木ヒルズで行われ、長澤まさみ、宮藤官九郎、原作のたかのてるこが登壇した。

「ガンジス河でバタフライ」は、原作のたかのてるこが実体験をもとに書き上げた紀行エッセイ。ドラマ化するに当たって、大学時代の同級生である宮藤官九郎が脚本を担当した。宮藤は、たかのてるこを長澤まさみに変換するのが大仕事だったという。一方、長澤まさみの作品に対する第一印象は「バカだな」だった。

長澤は、「インドに行くと体調を壊すというけれども、私は緊張して行く前からそうだった。現地では、ご飯を食べると体調が悪くなってしまうので、ずっと炭酸飲料やジュースを飲んでいた。一番驚いたのは、たかのさんが何を食べても、何を飲んでも体調が崩れないこと。汚いところに落ちたものでも、拾って食べていた」とエピソードを語り、会場の笑いを誘った。

ホテルや旅行ガイドでもガンジス河への入水は禁じられているが、ガンジス河に入った3人。長澤はガンジス河を見て、「広くてワクワクした。でも近づいてみると、船の油とかが浮いていて、すごく汚かったので、掃除してくださいと言ったら綺麗になっていた。泳ぐときにはインド人のカッコいいお兄さんたちが、おぼれないように待機していた」。たかのは、「まさみちゃんの生命力はすごいと思った」と語る。

また、DVDの特典映像には、宮藤が1個20円のティーカップを2000円で6個も買わされ、しかもその犯人が映っているという。

最後に成人式を迎えた長澤は、「この仕事をしていると、普通の人は経験できないようなことをさせてもらえるので、苦労とか疲れたと思ったことがない。この作品は、日本に帰ってきて始めて疲れたと思った。でも、達成感や幸福感も感じることができた。今までと全然違う私を見ることができるので、DVDのご購入を」と締めくくった。


監 督:李闘士男(リーライダーす)
原 作:「ガンジス河でバタフライ」(たかのてるこ著・幻冬舎刊)
脚 本:宮藤官九郎
主題歌:「ハネユメ」矢井田瞳
出 演:長澤まさみ、塚本高史、荒川良々、中谷美紀、石橋蓮司、竹下景子 ほか

「ガンジス河でバタフライ」DVDディレクターズ・カット版
発売日:2008年1月18日
価 格:5040円(税込)
発売元:名古屋テレビ
販売元:東宝

公式サイト:http://www.nagoyatv.com/ganges/index.html