[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2019年3月11日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、餃子の形の謎について調べていました。

皮はパリッ、中はジュワーっとおいしいみんな大好きな餃子。けれど、なぜこの形をしているのでしょうか?


なぜこんな形になっているの?(画像はイメージ)

縁起の良い食べ物

その前に、日本では焼き餃子が主流だと思いますが、実は本場の中国では水餃子が一般的なのです。

中国人は、餃子をおかずではなく主食として食べており、水餃子はかなり高頻度で食卓にのぼるそうです。

この理由は、日本人は餃子をおかずとして食べるために、米のおかずになる焼き餃子が発展していったためと言われています。

さて、この餃子の形ですが、金沢市内で餃子店を営む中国人の方にお話を伺うと、中国の昔のお金「元宝」からきているのだといいます。

元宝は「馬蹄銀」とも言い元時代から新時代まで大きな取引に行われていた銀塊です。

餃子は、このお金の形を模して作られた縁起の良い食べ物なのです。

たくさん食べて財産がいっぱいになるようにという金運アップの願いが込められた餃子

中国北部では、大みそかの日にみんなで食べて年を越すのだそうです。

最近はおいしそうに見えるので、ひだをたくさん作りますが、本来は、ひだが少なくまさに元宝の形でした。

ちなみに、この中国人店主の方は、餃子をたくさん食べて、2号店もオープン予定、まさに縁起が良い食べ物ですね。(ライター:りえ160)