今どきは何かを購入したりサービスを利用したりするたびに、所せましと細かい文字が書かれた約款や規約などが一緒に付いてきます。

すみずみまで全てに目を通す人はなかなかいないと思いますが、読んだ人のために賞金を用意した保険会社がありました。

 

Woman reads fine print on insurance policy, wins $10,000 in hidden contest

約款を読んで賞金が当たるとは思いもよらなかったと語るのは、高校の教師をしているアンドリュースさん。

約款は、友人らと6人でフロリダ旅行するためにに購入した旅行保険のもので、しっかり内容を把握しておきたかったそうです。

もともと規約や契約書などの細かい文字まで読むタイプで、小さな文字まで全て読んだことで1万ドルを手にしました。

賞金は書類の深いところに隠されており、こんな風に1万ドルを獲得する方法が記されていました。
「もしここまでお読みになられたなら、あなたは弊社のお客様の中で契約内容を読む数少ない1人だと思われます。最初にメールアドレスに連絡いただいた方には賞金を差し上げます」

そして、それがアンドリュースさんだったというわけです。

さすがに約款を読むだけで賞金をもらえると思っていなかった彼女は、結婚35周年を記念して夫とスコットランド旅行を計画しているそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●海軍で同じことがあった。週の計画表というものがあり、そこには我々のメンテスケジュール、制服の必須条項、フライトスケジュール、その他いろいろ載っていた。

問題は誰も読まないことで、後からわかったことだけどランダムに1行ほどの文が隠されていた。
最初に見つけた10人には4日間の自由行動を好きなときに取れるご褒美が与えられたが、最初の1人が見つけるまでに2か月かかった。1万ドルほどの賞金ではないが、それでも楽しいことであった。

↑4日だって? それは1万ドルにもっとも近い天国だぞ。

↑オレは見つけても、きっとすでに誰かが報告したろうなと予測して連絡しないタイプ。

●これの本当のびっくりストーリーは保険会社が誰かにお金をあげたっていうこと。

●いつも「試験では最初に問題をさっと最後まで目を通しなさい」という先生がいた。よく知っている問題から取り掛かり、難しい問題は後回しにするように伝えていた。
とある試験で、みんな4〜50分かけて真剣に問題を解いていた。そして最後の問題にたどり着くと、そこにはメモ書きがあり「おめでとう、もし試験を始める前にこれを読んでいたら、氏名だけ記入して提出しなさい」と書いてあった。みんながっくりきていた。

●いったい誰がそんな細かいところまで読んで、見返りがあると思うんだよ。

●いつも約款を読もうとはするのだが、ときどき説明が意味不明なときある。

●アップルの規約を読むべきかもな。

●「ジョン、アンケート調査をしてほしいんだが、わが社の規約が大体どれくらいの割合で読まれているか調べてくれ」
「わかりました。予算は?」
「1万ドルだ」
「それは足りないと思います」
「方法を見つけろ、どんなやり方でもいい」
「わかりました……」


保険会社としても1万ドル以上のPRになったので、賢いやりかたと言えるのでしょうね。

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