全豪オープン優勝を果たした大坂なおみ【写真:Getty Images】

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表彰式の印象的な写真を公開「この感情は言葉では表現できない」

 テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(7-2)、5-7、6-4で破り、日本人初優勝。全米オープンに続く連覇を達成し、男女を通じてアジア人で初となる世界ランク1位になることが確定した。試合後、大坂はインスタグラムを更新。優勝トロフィーにキスする印象的なシーンを公開し、「この感情は言葉では表現できない」とポツリ。海外ファンから「未来の史上最高だ」など祝福の嵐となっている。

 こんな瞬間を日本の誰もが待っていた。大坂は涙の戴冠から一夜明けた27日、インスタグラムを更新。1枚の画像を公開した。

 激闘を繰り広げたロッド・レーバー・アリーナのコートに立った大坂。暗転した会場からスポットライトに照らされ、輝く優勝トロフィーを手に持っている。そして、手にしたばかりの勲章に至福の表情で唇を寄せ、歓喜を表現した。奥からは詰めかけたカメラマンのフラッシュが瞬き、21歳が世界NO1に立った事実を切り取るような印象的な1枚だ。

 戴冠後、初投稿で「この感情は言葉では表現できない」と心情をつづった大坂。目の当たりにした海外ファンから「おめでとう」という祝福とともに、続々と感動の声が寄せられている。

日本のファンも祝福「世界一かっこいい」「ナオミは日本の宝」

「ウーフー! おめでとう!」「未来の史上最高」「すごいテニスでした。勝利を楽しんで!」「興奮をありがとう」「行動で表現しているよ!」「これからもっと頻繁に起きそうだから、いくつか言葉を考え始めたほうが良いのでは」と反響が相次いだ。

 さらに、日本のファンからも「世界一かっこいい」「ナオミは日本の宝」「日本の誇り」「これからはあなたの時代です」などの声が殺到。感動が瞬く間に広がり、投稿から4時間あまりで17万件を超える「いいね!」が集まっている。

 試合では苦しみながら、フルセットの死闘の末に優勝を果たした大坂。試合直後にはうれし涙も見せていたが、その後にはなんとも印象深い瞬間が待っていた。果たして、こんなトロフィーへのキスが何回見られるのか。多ければ多いほどいい。(THE ANSWER編集部)