銀行口座直結のスマホ送金アプリ Money Tap公開 リップルの技術活用、他行宛も無料
住信SBIネット銀行・りそな銀行・スルガ銀行などが共同開発したスマホ送金アプリ「Money Tap」がAndroid / iOS向けに一般公開されました。

「Money Tap」は、リップル社のブロックチェーン技術を使った個人間送金アプリです。参加銀行間であれば、電話番号やQRコードを用いた24時間365日・ローコストでの送金が可能となります。

具体的には、リップル社の最新ソリューション「xCurrent」をクラウド上で実装する次世代金融基盤「RCクラウド2.0」に接続。同基盤はSBIホールディングスと、その子会社であるSBI Ripple Asiaが事務局を務め、邦銀61行が加盟する「内外為替一元化コンソーシアム」が構築しています。

●電話番号で送金、他行宛もタダ

10月時点では、住信SBIネット銀行・りそな銀行、スルガ銀行の口座間での送金が可能。送金先の指定には、口座番号のほかQRコードや電話番号が利用できます。

送金手数料は各銀行が個別に設定しますが、住信SBIネット銀行・りそな銀行、スルガ銀行については1回3万円、1日10万円までであれば無料。これにより、現金が主流の少額送金についても、キャッシュレス化を促進するとしています。

対応する金融機関は順次拡大予定としています。

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