村田諒太選手(2017年12月撮影時)

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ボクシング・WBAミドル級世界王者の村田諒太選手(32)が、飛行機に乗った際に感じた若者に対するボヤきをフェイスブックで連発した。

「感覚が麻痺するような生活は、時に幸せを鈍化させるのではと」と投稿。コメント欄では共感する声が寄せられている。

「ボヤきですよ 完全なボヤきです」

「ボヤきですよ 完全なボヤきです」

2018年8月11日の投稿の1文目に、このように注意書きする村田選手。

仕事のために飛行機に搭乗。座った席は仕事先が用意してくれ、「良い席」だったという。

周囲を見ると、

「驚いたことに、10代くらいの子供?だったり、大人じゃない人も結構乗るんだなあ、なんて」

と若い人が多く搭乗していたことに驚いたようだ。

その状況に、「良いとか悪いとかじゃないんです、そりゃ、それぞれの世界があり、若いうちから凄いなあと、32歳のオッさんは思いました」と価値観の違いに感心した様子。

そうした若い人が「幼いうちからその世界観か、こういう子達はエコノミーで隣がデカい外人でトルコまで行って、そこからアゼルバイジャンなんて旅はないんだろうな」と思いを巡らせた。

「いや、こんなもの強制する必要もないし、いいんです」

ここで村田選手は「いや、こんなもの強制する必要もないし、いいんです」と言いながらも、

「でもさ 庶民の味を知らずに美味しい物だけを食べて、美食だったりグルメぶられると、その感覚はどうなのかねと思う私といたしましては いやいや、これも世界観があり否定する必要もないはず」

続けて、

「と、なにが言いたいのでしょう、とりあえず息子よ、俺は新幹線代をギリギリまでケチってパチンコで勝負し、結果的に夜行バスで帰ることになった青春時代、良かったと思ってるぞ そんな経験があるから、贅沢を知るのだと 感覚が麻痺するような生活は、時に幸せを鈍化させるのではと思った空の旅でした」

と、若い頃のハングリー精神の大切さを確認した。

こうした村田選手の「ボヤキ」に、コメント欄では、

「分かる気がします」
「若い頃の苦労は 買ってでもしろ と 言っていた父を 思い出します」
「贅沢が悪いと言う事ではないですが、小さい頃からそういう生活をしていると両親がよほどしっかり躾けをしないととんでもない大人になるような・・・」

などと共感する声が相次いだ。