長瀬智也

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映画『空飛ぶタイヤ』の公開記念舞台あいさつが、16日の都内で行われ、長瀬智也ディーン・フジオカ高橋一生深田恭子寺脇康文阿部顕嵐六角精児、そして監督の本木克英氏が登壇した。

本作は、累計180万部を突破したベストセラーの経済小説、池井戸潤氏による作品を実写化したもの。今回のイベントでは池井戸作品に通ずる"大逆転"をテーマに「最近起きた、大逆転エピソード」を披露し合った。

▼ 映画『空飛ぶタイヤ』の舞台あいさつにて

(左から)長瀬智也ディーン・フジオカ深田恭子


長瀬は「最近起きたものではない」と断りを入れながら「僕は猫好きで、ずっと続いていた犬ブームの中を戦ってきた。それでいて、2、3年前から空前の猫ブームが来た。そう、大逆転を起こしたわけです」と見解を示した。

待ちかねたブーム到来に「なんだよ、みんな、猫好きなんじゃん」と思っていて、「心の中で、大逆転したと感じております」とコメント。形勢が変わったと述べた。

完成にこぎつけた本木監督は「僕にとっては、この映画が公開したことが大逆転だ」と力強く回答。大企業の闇に迫った構成があるため「企画段階から、非常に難しい問題を扱っているし、ストーリーは重いし…。周りからは『(制作自体)止めたほうがいいんじゃないの』とまで言われた。作品公開に辿り着けることは、本当に想像できなかった」と理由も述べた。

上映後に実施された、舞台あいさつ。見終わったばかりの観客にむけて、主演の長瀬が語りかけた。

「正義といっても、いろんな正義のかたちがある。この作品に入れ込んだメッセージを感じ取っていただけたら、ぜひ、ハッシュタグをつけて、SNS上でつぶやいてほしい」とさまざまな感想が広がっていくことを期待していた。

▼ 映画『空飛ぶタイヤ』の舞台あいさつにて

(左から)寺脇康文高橋一生長瀬智也


▼ 映画『空飛ぶタイヤ』予告編(主題歌入り)


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映画『空飛ぶタイヤ』 - 公式WEBサイト