キヤノン<7751>は22日、次世代薄型ディスプレイSED事業の研究・開発能力を増強するため、西松建設の平塚製作所を譲り受け、研究開発拠点を設立すると発表した。SEDでキヤノンは東芝と2004年10月にパネルの開発・生産・販売で合弁会社を設立、2007年からの同パネルの量産を計画しており、西松建設工場に近接するキヤノン平塚事務所と一体となり、SEDの実用化を目指す。新研究開発拠点は投資額約208億円、従業員150人の体制で2006年7月から一部使用開始を予定している。 【了】