シリア・ラッカで有志連合軍が空爆した後に上がった煙(2017年7月28日)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】シリア政府軍は28日、同国中部ホムス(Homs)でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が最後まで掌握していた町に入った。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が明らかにした。

 古代都市パルミラ(Palmyra)から北東へ約70キロのスフナフ(Sukhnah)は、東部デリゾール(Deir Ezzor)への道の最後の町で、2015年からISが掌握していた。シリア人権監視団によるとISはスフナフから撤退しつつあり、シリア政府軍は28日夕までにスフナフの南西部に入った。

 5月以来、シリア軍はロシアの協力を得て大規模な軍事作戦を展開。首都ダマスカス(Damascus)とデリゾールなどの町を分断している広範囲な砂漠地帯の奪還を目指している。

 ISはすでにイラクでの拠点モスル(Mosul)で敗北し、シリアでは複数の場所で攻撃に直面している。米国が支援するシリア民主軍(SDF)は現在、最重要拠点ラッカ(Raqa)の半分以上をコントロールしている。
【翻訳編集】AFPBB News