手軽に美味しくいただけるインスタントラーメンは、ラーメン本場の中国でもポピュラーな存在。「国産インスタントラーメンで一番美味しいのはどれ?」という記事が今中国版ツイッターを中心に話題になり、複数のメディアが記事を取り上げている。
 
 インスタントラーメンは軽いので、帰りのスーツケースの重量が気になる海外旅行のお土産にも最適。品名をメモしておいて、中国を訪れた際にスーパーを覗いてみてはいかがだろうか。
 
1位 【五穀道場】蕃茄牛腩紫甘薯私房五穀面
 
 紫ジャガイモで作られた麺は栄養豊富。ゴロッとした牛肉とトマトも食べ応えがあり、スープも滑らか。「2016年世界で最も美味しいインスタントラーメンTOP10」で7位にランクインした実力を持つ、中国人も「超満足」とコメントする逸品。
 
2位 【今麦郎】辣煌尚剁椒排骨面
 
 インスタントラーメンブランドとして人気の高い「今麦郎」からは、スパイシーなフレーバーが2位に登場。ペッパースペアリブ味のこちらは、辛くて香りもよく、辛いもの好きには堪らないよう。
 
3位 【四川白家】重慶小面紅油燃面
 
 太くて柔らかいノンフライ麺はボリュームたっぷり。絶妙な配合のスープが素晴らしく、食べるほどに口に広がるスパイシーな感覚は、まるで七面鳥を食べているような気分になるのだとか。
 
4位 【今麦郎】辣煌尚辣子鶏面
 
 今麦郎らしい歯ごたえのある麺に、「辛いものが苦手な人は注意」というぐらい辛いスープが特徴。「辣子鶏」は、四川料理の代表的な料理で、鶏肉のから揚げを大量の唐辛子や花椒などと共に炒めた物。相当辛いのだろうなというのは想像がつきます。
 
5位 【四川白家】重慶小面麻辣小面
 
 平たく薄い麺が特徴。本場四川の辛味のある牛肉スープには、野菜やゴマも豊富に含まれていて、スパイシーさと栄養面を兼ね備えた、体にもよさそうな一品。
 
 1位以外は全て「スパイシー」な商品ばかり。辛い料理で有名なのは、四川・貴州・湖南の3省だが、若者を中心に、中国人の多くは辛いものが大好きだ。
 
 「辛いのはあまり・・・」という人には、シーフード味のものがおススメだ。ほとんどのラインナップに「海鮮」と書かれた青いパッケージのものがあるので、探すときの参考にするといいかもしれない。意外なことに「牛肉」と書かれた赤いパッケージは、日本人の好みには合わないことが多いのでご注意を。(イメージ写真提供:123RF)