2017年3月13日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は、「3月27日より、この仮設階段はご利用できません」と書かれた貼り紙のクローズアップだ。右下にJR西日本のロゴマーク、そして大阪建築工事所長、近畿統括本部企画課長とある。「大阪駅からヨドバシに通じる階段が仮設だったことに驚きをかくせない」というコメントが添えられている。

いったいこれは何だろう?

「代替として示されてる階段がこれまた狭い」


ヨドバシ梅田店(Tokumeigakarinoaoshimaさん撮影、Wikimedia Commonsより)

「大阪駅からヨドバシに通じる階段」といえば、「すぐ目の前に建物が見えるのに簡単にたどり着けない」「難攻不落の梅田城」「現代の真田丸」ともささやかれている、ヨドバシカメラ梅田店につながる、貴重な進路の一つだ。

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「大阪駅からヨドバシ前に繋がる悪名高き仮設階段、ついに今月で使えなくなるのか...」「リニューアル工事で閉鎖だって」など驚きの声が多い。

「ヨドバシへはどうやって行くのさ(汗)」「どうやって大阪駅からヨドバシカメラに行くの?」と当惑する人もいる。

「大阪駅→ヨドバシへの仮設階段が閉鎖になると聞いて見に行ってみた」と、実際に行ってみた感想をつぶやく人もいた。「代替として示されてる階段がこれまた狭い。大丈夫かいな」と不安を隠せない。

「影響の大きさを鑑み割と真顔」というコメントもあった。不安を感じる人は多いようだ。

JR西日本のニュースリリースでは、3月10日、「〜大阪駅開発プロジェクト〜大阪駅『アトリウム広場』の整備について」という告知が発表されている。そこにはこう記されている。

JR西日本では、2004年度より大阪駅開発プロジェクトを推進してまいりましたが、このたび、大阪駅 ノースゲートビルディング2階「アトリウム広場」の整備工事に着手することとなりましたのでお知らせします。
今回の整備によって、大阪駅中央改札口・連絡橋改札口方面および大阪駅「カリヨン広場」方面と大阪駅北地区方面との相互間の回遊がよりスムーズになり、大阪駅および周辺地区のにぎわいづくりに寄与します。
なお、今回の工事着手をもって、「アトリウム広場」内の仮設階段・エレベーターを使用停止、撤去します。