31日、棋士・橋本崇載(たかのり)八段が自身のTwitterで、将棋ソフトの不正使用疑惑をめぐるメディアの姿勢に不快感を示した。

三浦弘行九段が対局中にスマートフォンなどで将棋ソフトを使い不正した疑いがある、とされる不正疑惑。日本将棋連盟は10月12日、三浦九段に対して12月31日までの出場停止処分を決めている。

31日、橋本八段は「この度の不正疑惑問題について、たびたび自分の名前が報道されていることにつきまして、抗議をさせていただきたく存じます」と切り出し、今回の疑惑に関しての一部メディアの報道への不快感を訴えた。


このアカウントは処分発表の翌日、「(三浦九段は)1億%クロだと思っている」と投稿。このツイートは現在削除されているが、複数のマスコミが不正を断定した発言として取り上げることとなっていた

しかし、橋本八段によると「1億%クロ」と発言したアカウントは経営する「将棋バー」の宣伝用で、スタッフと共有しているそう。自身が三浦九段の不正を断定した、という事実はないと明言するとともに、メディアが報じた“将棋連盟に処分を求めた”という事実は「ありません」と否定した。
その上で「事実関係の確認もなしに、人の名前を利用して記事にするというのは報道ではなく暴道」とマスコミを批判。「会ったこともない人間が、都合のいいときだけノーギャラの取材を申し込み、断られればまるで腹いせのように人を利用して、あたかもあったことの様に記事を捏造して掲載する。心の底から憤りを感じます」と怒りを露わにしている。

一方、三浦九段の不正疑惑については「怒りはとうに通り越して呆れ果てているというのが正直なところ」と述べ、今後はTwitterでの情報発信は当面控えることを明らかにした。
【関連記事】
棋士・橋本崇載八段がブログで怒り「お前ら一体何なんだ?」
ダレノガレ明美がプロ棋士の橋本崇載氏のツッコミに意味深な沈黙
将棋棋士・羽生善治氏の手が対局中に震えてしまう本当の理由