「HKT48夏のホールツアー2016〜HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート〜」が7月11日よりスタートし、ツアー4カ所目となる高知公演は、指原莉乃や兒玉遥、宮脇咲良などの中心メンバーが不在の中、田島芽瑠や朝長美桜、山本茉央をはじめ、新たに発足したチームT IIメンバーやデビューしたばかりの4期生、そして中学生コンビの矢吹奈子と田中美久など、平均年齢16歳・HKT48のフレッシュメンバーが出演する公演を初開催した。

15時にオープンした会場では、夏祭りイベントを開催。まずはチームT IIの7名のメンバーがエントランスにて出迎え、「誓約書」を全ての観客に進呈。ロビーでは、田島芽瑠&朝長美桜による「サイン会」や田中美久&矢吹奈子による「名刺お渡し会」、射的や輪投げなどの縁日ブースは、デビューしたばかりの4期生が担当した。そしてドラフト生4名による「かき氷店」、ステージでは館内限定の公開生ラジオも開催され、大変な賑わいを見せていた。

開演すると、フレッシュメンバー全25名のシルエットがステージに浮かび上がり、今回のツアーのセットリストとは異なる『青春ガールズ』からスタート。続いて『HKT48』、『スキ!スキ!スキップ!』などアップテンポナンバーを一気に披露し、パワフルなステージ展開に会場もヒートアップした。

「高知・鳥取、フレッシュメンバーのツアーが始まりましたが、皆さん熱くなってますか?」と田島の問いかけに、会場からは盛大な歓声が上がり、朝長は「たくさんの方に来ていただいて本当に嬉しいです!」と満面の笑顔。 そしてチームT IIキャプテンの山下エミリーから開場時に観客へ進呈した「誓約書」についての解説が行われ、今日出演するフレッシュメンバーを本日より1年間全員「箱推し」すること(全メンバーを応援すること)を誓ってもらい、この「誓約書」を受け取ったひとは、1年後に開催予定の特別イベントに参加できることを発表した。

それを受けて、メンバー自身も「1年間やり続けること」を公約することに。チームH・ドラフト1期生の山本は「SNSを更新するのが苦手なんですが、植物のことを毎日投稿したいと思います」と力強く宣言していましたが、まわりのメンバーから一斉に「どういうこと?」と突っ込まれ、会場からは笑いが起こっていた。

最後のMCで朝長は「最初は不安で緊張していたんですが、こうやって皆さん温かく声援を送って下さったり、HKT48のメンバーも増えて、本当に楽しいコンサートでした。最高です!」と笑顔で話していました。山下は「今日はフレッシュメンバーでコンサートをさせて頂けてすごく良い経験をさせていただいたと思っています。本当にありがとうございます」とメンバー全員で深く一礼。終演後は感謝の気持ちを込めて、全メンバーによる「お見送り」と、メンバー直筆メッセージカードを来場者へ配布し、高知公演は終了した。

明日も鳥取にて、25名のHKT48フレッシュメンバーで公演を開催する。

(C)AKS