タイ南部の浜辺に飛行機の残骸を思わせる大きな金属片(出典:https://www.tvnz.co.nz)

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2014年3月に洋上で突然行方不明となっていたマレーシア航空機。事故からもうすぐ2年というこのほど、墜落した旅客機の残骸とみられる大きな金属片がタイのビーチに打ち上げられ、関係者らの注目が集まっている。

2014年3月8日、クアラルンプールから北京市に向かうも、乗客乗員239人を乗せたまま忽然と姿を消してしまったマレーシア航空370便。同機については昨年7月にインド洋のレユニオン島に残骸が打ち上げられたと伝えられたが、「翼が同機のものとは異なる」、「漂流しているものにフジツボが付着しているというのは不自然」といった専門家の意見もあり、墜落の経緯から残骸の確認まで依然として謎ばかりが残っている。

そんな中、このほどタイランド湾に面したタイ南部のナコーンシータンマラート県にあるパークパナン(Pak Phanang)の浜辺に、飛行機の一部とみられる2×3メートルほどの金属製の破片が打ち上げられたことを多数のメディアが報じている。専門家は付着しているフジツボの状態から「1年ほど海底に沈んでいたであろう」と説明しており、これがボーイング777型機のものであればMH370便の可能性もあるとして詳しい調査が進められているという。

出典:https://www.tvnz.co.nz
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)