先月29日(現地時間)にスペイン南東部を襲った記録的な豪雨による死者が205人に増えた。こうした中、地域住民は当局の不十分な初動対処が人命被害を拡大したと批判した。1日(現地時間)の仏日刊フィガロなどによると、災難が発生した当日午前9時41分、スペイン気象庁はバレンシア地方の豪雨警報を最も高い赤色段階に引き上げた。赤色警報は日常的な活動が大きな影響を受ける可能性が高いとし、できるだけ移動を自制する