名古屋城天守閣の木造復元計画のバリアフリー対策を巡り、名古屋市が主催した市民討論会で差別発言があった問題で、有識者らによる検証委員会は18日、最終報告書をとりまとめ、河村たかし市長に手渡した。最終報告書では「市長・副市長をはじめとする関係者の人権感覚の希薄さは根源的な背景・遠因となった」と指摘し、人権条例の制定などを通じて再発防止に取り組むよう提言した。討論会は昨年6月に開かれ、車いすを利用す