【長岡一也=コラム「競馬白書」】 ◆傾向がこの5年で変化 長距離重賞として、時折その存在を際立たせるアルゼンチン共和国杯だが、2008年に勝ったスクリーンヒーローがジャパンC馬となり、その産駒ゴールドアクターがここを勝って有馬記念馬になったことで、一層、その期待を大きくしたと言える。これに続いて16年の勝ち馬シュヴァルグラン、17年のスワーヴリチャードと、その後ジ