「セーフティカーのタイミングが悪かったですね」カナダGP決勝を14位で終えた角田裕毅は、怒気を含んだ声で言った。「そのせいで思っていたほどポジションが上げられませんでした。あれがなければ、けっこう上がっていたと思いますし、トップ10も狙えたかなと思いましたけど」走路妨害によるペナルティを受けて、19番グリッドからのスタートを強いられた。そのため角田は1周目にピットインしてタイヤ交換を済ませ、ひとり単独