かつては「効果がある」とされていた治療も、医療の発展とともに“本当の効果”が明らかになっていく(写真:tomcat/PIXTA)科学的には有益な効果を証明できないにもかかわらず、身体によい影響をもたらす「プラセボ」。効き目がないはずの薬を飲んで症状が改善されたり、実は意味のない手術をして体調がよくなったりすることがある。このプラセボの効果は、医療発展の歴史の中でも、つい最近わかってきたものだという。世界の “