平時ならかなり前向きにとらえられる試合だろう。J1第30節、ジュビロ磐田はホームにセレッソ大阪を迎え、2−2で引き分けた。立ち上がりからC大阪にボールを握られる展開が続くなか、磐田は前半25分に先制点を許し、後半52分にも2点目を献上。抵抗らしい抵抗もできずに0−2とされたが、ここからが強かった。「相手の重心が前にきたパワーに後手を踏んだ」C大阪の小菊昭雄監督がそう振り返ったように、相手ゴールへ向