今夏の甲子園で、もっとも衝撃的なパフォーマンスを見せた打者といえば浅野翔吾(高松商)だろう。広い甲子園球場の右中間最深部、左翼、バックスクリーンと3方向に放り込んでみせた。身長171センチ、体重86キロとずんぐりした体型ながら、パワーだけでなく50メートル走5秒9のスピードも兼ね備える。高松出身選手としては、中西太(元西鉄)以来の大物と目される「讃岐の怪童」。当然、今秋のドラフト会議でも上位指名候補