※この記事は2021年11月01日にBLOGOSで公開されたものです 作家・松本清張は、1976年から77年にかけて日本経済新聞で連載し、その後(77年11月)に出版した小説「渦」の中で、テレビの視聴率を「猫も見ている」と皮肉っている。しかもその数字がテレビ局を支配していると。いわゆる視聴率調査の怪を赤裸々に描いた小説である。 どこでどのようにデータを取っているのか、「謎の視聴率」として、視聴率のデータを収集