2022年も、初頭からしぶんぎ座流星群、西の空の惑星集合、そして今年一番のマイクロムーンなど天体イベントが話題となっていますが、そんな中、きわめて地味ながら、1月17日、太陽系最果てに位置する準惑星(dwarf planet)冥王星と太陽がやぎ座で合となります。2015年のNASAの探査宇宙船ニューホライズンズによる観測まで、姿すらおぼろげにしかわからなかった冥王星。かつては太陽系第9惑星ともされ、太陽系天文学の議論の的ともな