さまざまな病気の早期発見に役立つCT検査。検査の重要性は知りつつも被ばくを心配している人もいるでしょう。その被ばく量を半分程度に抑えられるのが、CTの新技術である「マルチスライスCT」です。どのような技術なのか、どうして被ばく量が減るのかなどを、日本医学放射線学会認定専門医の伊藤省吾先生に聞きました。 監修医師:伊藤 省吾(医療法人社団・伊藤医院 院長) 順天堂大学医学部卒業。1968年から50年以上の歴史を