職場で嫌がらせを受けたなどとして、会社を訴えていたオリックスの正社員で聾唖(ろうあ)者の和田明子さん(48)が3月4日、厚労省記者クラブで会見を開き、和解が成立したことを明かした。和解調書には、オリックスが今後、(1)聴覚障害のある従業員に対して、目標設定や評価の面談、重要な会議などで手話通訳者を手配する、(2)従業員に対して研修・講習を実施するーーなどの施策に取り組むことが盛り込まれた。和解は2月21日