アメリカで結婚し、日本で7年にわたり同居していた女性の同性カップルが、異性の法律婚に準じた「事実婚」として認められるのか注目を集めていた裁判の控訴審判決が3月4日、東京高裁(秋吉仁美裁判長)であった。東京高裁は、同性カップルへの法的保護を認めた1審・宇都宮地裁真岡支部の判決を支持し、「同性同士でも、婚姻に準ずる関係として法的に保護されるべき」として、同性カップルにも異性同士の事実婚と同じ権利があると判