人手不足で外国人人材への期待が高まる中、2019年4月に出入国管理法(入管法)が改正され、新しい在留資格「特定技能」が開始されたが、2019年12月末時点で特定技能資格取得者は1621人となり、政府が当初想定していた4万人という数字には遠く及ばない結果となっている。「特定技能」に限らず、外国人人材をどう受け入れるのかは大きな課題だ。今回、留学生の就職事情を中心に考えてみたい。そこには、就労ビザの「抜け道の悪用」と