日本弁護士連合会(日弁連)は2月17日、東京都内で報道機関向けのセミナーを開催し、日本の刑事司法における取り調べや保釈などの問題点について説明した。趙誠峰弁護士は「ゴーンさんの事件も特殊事例ではなく、事実を争う人に対する長時間の取り調べは日々おこなわれています。刑事手続を考えるうえでもっとも重要なことは、『無辜(むこ)を処罰しないこと』。えん罪につながってしまうということを常に考えなければなりません